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炭水化物を控える「糖質制限」を続けているが、ここに問題点が隠されていた??


宮川一朗太「糖質制限」が招いた悲劇 動脈硬化の危険性高めた食生活
http://www.j-cast.com/healthcare/2017/04/03294697.html?p=all

宮川は身長173.0センチ、体重63.2キロと標準体型だ。ところが番組で検査をしたところ、悪玉(LDL)コレステロールを善玉(HDL)コレステロールで割った「LH比」の数値に異常がみられた。LH比は2.0以下が望ましいが、宮川は2.4だった。これは「動脈硬化のリスクが高まる」とされる値だ。なお2.5を超えると、「心筋梗塞、脳梗塞のリスクが増大する」。

HDLコレステロールの標準範囲は40~85mg/dl、LDLコレステロールは65-139 mg/dlだ。宮川の場合、HDLは問題ない数値に収まったが、LDLは182 mg/dlと大幅にオーバーした。 「善玉」「悪玉」と名付けられているHDLコレステロールとLDLコレステロールだが、いずれも一定量は体に必要だ。だが宮川のようにLDLコレステロールが多すぎて、HDLコレステロールとのバランスが崩れていると問題になる。

番組は宮川の日常生活を取材した。ある日の夜は、母親の手料理だ。2005年に離婚した宮川は現在、2人の娘と共に実家で暮らしている。家にいるときの食事はもっぱら母任せだ。豚のしょうが焼きにポテトサラダ、アボカド豆腐サラダ、カボチャの菜の花が食卓に並ぶ。特徴的なのは、ご飯やめん類を一切取らない「糖質制限」をしている点だ。

(略)
内分泌内科医で「岡部クリニック」院長の岡部正氏は、宮川のLH比のバランスが悪い原因に糖質制限を挙げた。

岡部氏「糖質を制限するということは、ほかのものが必然的に多くなる。動物性の脂肪、肉が多くなっている。動物性脂肪をたくさん食べると肝臓がコレステロールをたくさんつくり、LDLコレステロールが多くなってしまう」

端的に言うと、肉類のとり過ぎ。 実は「週5」ペースで肉食だという宮川。対処法は肉を控えて魚を増やす。要するにLD比のバランスをとることが大切だ。

岡部氏は、岡部クリニックのウェブサイトでLDLコレステロールとHDLコレステロールについて詳しく説明している。LDLコレステロールには、肝臓で合成されたコレステロールを全身に運ぶ役割があるが、多すぎると血管壁にたまって動脈硬化の原因になる。一方のHDLコレステロールは、血管壁中の余分なコレステロールを回収してくれる。LDLコレステロールが多すぎるとHDLコレステロールが余剰分を回収しきれず、たまってしまうというわけだ。

「LH比」は
悪玉(LDL)コレステロールを善玉(HDL)コレステロールで割った「LH比」の数値

ではLH比は、どの程度ならいいのでしょうか。病院での調査例などから、LH比が2.0を超えると血管内のコレステロールの蓄積が増えて動脈硬化が疑われ、2.5を超えると血栓ができている可能性があり、心筋梗塞のリスクも高いことが指摘されています。その反対にLH比が1.5以下では、血管内がきれいで健康な状態です。
そこでLH比の目安として、「ほかに病気がない場合には2.0以下に」、また「高血圧や糖尿病がある場合、あるいは心筋梗塞などの前歴がある場合には1.5以下に」することが望ましいとする病院が増えています。
最近は健康診断で、LDLとHDL両方のコレステロール値を計測することが一般的になってきています。LH比(LDL値÷HDL値)は簡単に計算できるので、コレステロールを見直すきっかけにしましょう。

脂質異常症は、
血液中に悪玉といわれるLDLコレステロールや中性脂肪が増えることで、動脈硬化や心筋梗塞などを引き起こす原因となる病気です。